中古マンションの値引き交渉は可能?中古マンションを安く買うための交渉術とは
マイホームの購入を検討する際、少しでも安く購入するために新築マンションよりも中古マンションを選ぶ方も多くいらっしゃいます。
実際に、中古マンションの多くが新築マンションより2~3割安く価格設定されています。
しかし、設定価格より少しでも安く購入できるに越したことはありませんよね。
中古物件は、タイミングや交渉次第では値引き交渉できる可能性もあります。
そこで今回は、中古マンションを購入する前に確認してきたい項目、そして値引き交渉を行う際のポイントと注意点を解説します。
安く買う交渉術よりも重要?中古マンションの購入前に確認したいこと
・市場価格
購入時に損をしないためにも、購入前にある程度の市場価格を調べて相場を把握しておくことが大切です。
同じ地域の似たような物件の取引事例が参考にされています。
・資産価値
もしも将来売却しなければならなくなった時に備えて、資産価値も視野に入れておきましょう。
マンションの資産価値は、不動産鑑定評価に基づき決定されます。
特にマンションの立地や管理状態は、資産価値に大きく関わるため重視しましょう。
・住環境
住環境も、将来売却しなければならなくなった時の物件価格に関わります。
周辺の治安の良さやマンションの住人だけでなく、ゴミ置き場などが整備されているかなど管理体制も確認しておくと将来安心です。
・災害リスク
耐震強度だけでなく、防災ハザードマップでどういった災害リスクがあるのかを把握しておくことも重要です。
中古マンションを安く買うための値引き交渉のポイントや注意点とは?
中古マンションの値引きは、1割程であれば可能なケースもあります。
申込書を提出する段階で購入希望額を記入するため、値引き交渉は申込書を提出する段階で行いましょう。
まずは周辺相場を把握したうえで、どういった事情で売却に出されているのか、売主の売却理由を探ることがポイントです。
早急に売りたい事情がある場合や売りに出てから時間が経っている場合などは、より値引き交渉しやすくなります。
ただし、購入のタイミングも重要です。
進学や人事異動の時期である春や秋は引っ越しシーズンでもあり、物件数が増えると同時に購入希望者も増えます。
そのため値引き交渉がしにくい時期でもあるので、交渉したい場合には閑散期を狙うのがおすすめです。