玄関の平均的な広さはどれくらい?失敗のない玄関作りのために!
玄関は毎日家族が何度も出入りしたりお客様を迎えたりする場所なので、家の「顔」ともいえます。
その家の雰囲気を最初に確かめる場所でもあるため、広さや間取りにはこだわりたいという人も多いでしょう。
今回は、玄関の平均的な広さや間取りを考える際のポイント、よくある失敗例などをご紹介します。
玄関の平均的な広さは?間取りのポイントを紹介
一般的に、玄関の平均的な広さは3畳といわれています。
もちろん家族の人数にもよりますが、3~5人家族の場合は靴の数も多くなるため、3畳程度の広さがあればちょうどよいでしょう。
2人暮らしの場合はもっと狭くても問題ありませんが、来客が多い家だと4畳くらいあると安心です。
また、同じ広さであっても、横幅を広くして奥行きを狭くしたほうが使い勝手はよくなります。
玄関の間取りについては、どのくらいの大きさの靴箱を左右どちらに設置するのか、シューズインクローゼットにするのか、靴以外の荷物はどこに収納するのかを考えながら決めていきます。
特に、靴箱の大きさは将来のことも考えたうえで決めるのがおすすめです。
子どもたちが一緒に暮らさなくなると靴の数も減るため、あまり大きな靴箱を設置して圧迫感が出てしまわないよう注意しましょう。
玄関の平均的な広さは?よくある失敗例と失敗を予防する方法を紹介
「実際に住んでみたら玄関が狭くて使い勝手が悪い」というのはよくある失敗例の1つです。
そうはいっても、居住スペースとの関係上、どうしても玄関を広くできない場合もあるでしょう。
そんなときは、大きな窓を設置したり天井を吹き抜けにしたりして、玄関に開放感を持たせるのがおすすめです。
実際には狭い玄関も明るくて広い空間に見えるため、窮屈さを感じることが少なくなります。
また、「収納スペースが足りないのでいつも玄関にものが溢れている」という悩みも多いです。
このような問題を避けるためには、シューズインクローゼットを設置するとよいでしょう。
靴だけでなくスポーツ用品やベビーカー、掃除道具などもすべて収納できるため、常にすっきりとした玄関になるはずです。
また、玄関タイルにはなるべく汚れが目立たない色のものを選ぶのもおすすめです。