福岡市箱崎駅の歴史ある神社 筥崎宮(はこざきぐう)とは?
筥崎宮(はこざきぐう)とは福岡市東区JR鹿児島本線箱崎駅近くにある歴史ある神社です。
今回は箱崎駅近くにある神社「筥崎宮」の歴史や概要、これからおこなわれる春と夏のお祭りについてご紹介します。
福岡市箱崎駅の歴史ある神社「筥崎宮」の歴史と概要
筥崎宮の歴史は長く創建の時期は諸説ありますが、平安時代中期延喜21年(921年)に建立されたと言われています。
福岡という土地柄から、創建後は海外との交流としても重要な役割を果たしてきたと言われています。
鎌倉時代中期の蒙古襲来に打ち勝ったことから、厄除け、勝運の神社として有名になりました。
このことから後の時代の名将たち、足利尊氏や豊臣秀吉などの有名武将が参拝したことでも知られています。
現在は、地元の人たちだけでなく全国からも参拝客が訪れる開運勝利の神社としても親しまれています。
筥崎宮は筥崎八幡宮とも呼ばれ、京都の石清水八幡宮、大分の宇佐神宮と並んで日本三大八幡宮のひとつです。
筥崎宮の交通アクセスは、福岡市営地下鉄箱崎宮前下車徒歩3分、JR鹿児島本線箱崎駅下車徒歩8分ととても便利な場所にあります。
年末年始と9月の放生会の期間は参拝客が増えるので、参道は一時交通規制されます。
福岡市箱崎駅の歴史ある神社「筥崎宮」春と夏のお祭り
筥崎宮では毎年博多の風物詩となるさまざまなお祭りが開催されます。
9月に行われる「放生会」というお祭りは、100万人もの参拝客が訪れる九州でも指折りの大きなお祭りです。
この記事は、これから行われる春と夏のお祭りの概要をご紹介します。
まず春のお祭りは、3月の春季杜日祭と5月のさつき大祭があります。
春季杜日祭は春分の日に近い戊の日である杜日に催され、箱崎浜の真砂を竹かごに納めて身を清めるというお祭りです。
真砂の入った「てぼ」と呼ばれる竹かごを災難除けに使用するのは博多の地方習俗で、特にこの杜日の日に真砂をいただくことはご利益があると言われています。
春季杜日祭の日は、早朝から箱崎浜へ向かう参拝客の姿が多くみられます。
春季杜日祭はお潮井浜で行われ、露店なども出店されます。
露店では、筥崎宮名物の杜日餅(やきもち)が人気です。
5月におこなわれるさつき大祭は、日本海海戦の偉業を追憶し平和祈念するお祭りです。
日本海海戦記念日の5月27日に合わせて行われ、海洋殉難者の慰霊式もあわせて執り行われます。
次に夏のお祭りは、6月の池島殿祭、7月の七夕祭、夏越祭があります。
池島殿祭は毎年6月27日もしくは前後の日に行われる手足の健康を祈るお祭です。
七夕祭は7月7日の夕方に開催されるお祭りで、畳30畳分以上もある和紙に大筆で揮毫したものを奉納する神事です。
かつて海外交流の場として栄えたことが由来となっているお祭りです。
最後にご紹介する夏越祭は、芽の輪くぐりをおこなう厄災行事です。
7月の最終日曜と前日に開催され、開放された参道には約50軒の露店が出店され地元の方のイベントなどで賑わうお祭りです。
こちらのお祭りでも筥崎宮名物の杜日餅(やきもち)を味わうことができます。
まとめ
今回は箱崎駅近くにある神社「筥崎宮」の歴史や概要、これからおこなわれる春と夏のお祭りについてご紹介しました。
筥崎宮は箱崎駅からほど近い神社で、年間を通じてさまざま行事やお祭りがおこなわれています。
ご紹介した春と夏のお祭りにぜひ足を運んでみてください。
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