育休中はどうなる?住宅ローンのペアローンの年収評価やメリット
共働きの家庭で選択されることが多い住宅ローンのペアローンですが、マイホーム
2人でローンを返済する場合、妻が育休中であっても住宅ローンを組めるのでしょうか。
今回は育休中に住宅ローンを組む際の年収評価やペアローンのメリットについて解説します。
育休中でも組める?住宅ローンのペアローンと年収評価
そもそも育休中でも住宅ローンを組むことはできるのでしょうか。
住宅ローン審査には、返済能力や借入額が適正かどうかを調べるために年収評価が必要になります。
育休中は、育児給付金が年収の約7割が雇用保険から支払われますが、普通に勤務している時と比較して年収は下がってしまいます。
そのため、育休中は年収では審査は難しいと考える方も多いでしょう。
しかし、住宅ローン審査の年収評価は育児休暇中であるということは考慮されることもあります。
審査の上で重要なのは、ローンの支払いを返済期間中に問題なく行えるかどうかです。
そのため、
育休後の復職を迷っている状態では住宅ローン審査通過は厳しく、復帰後も時短勤務をする可能性もありますので返済計画は慎重に立てる必要があります。
育休中に住宅ローンを組む場合は、夫婦の年収を合わせて1つのローンを組む、連帯責務という方法がおすすめです。
また、つぎで紹介する夫婦がそれぞれ住宅ローンを組むペアローンは育休中では審査が厳しくなる可能性があります。
育休中でも大丈夫?住宅ローンのペアローンそのメリットとは?
ペアローンとは、妻と夫がそれぞれ住宅ローンを契約し、お互いの連帯保証人になる住宅ローンの組み方です。
住宅ローンは年収で借りられる額が決められるので、2人の年収を合わせて借り入れができれば、借入額が大幅にアップします。
さらにメリットとして、住宅ローン控除がそれぞれ適用されるという点があります。
そのため、1人でローンを組む場合と比較して控除される額は多くなります。
一方で、ペアローンで住宅ローンを借り入れる場合には、返済計画を慎重に立てる必要があります。
たとえば住宅ローン返済を開始した後に、産休、育休、時短勤務などで妻の収入が下がることもあります。
一時的に収入が下がってしまったときも、月々の返済が苦しくならないように今後のライフプランと合わせて返済計画を立てる必要があります。
まとめ
今回は育休中に住宅ローンを組む際の年収評価やペアローンのメリットについて解説しました。
夫婦がそれぞれローンを組むペアローンを利用すれば、借入額も多くなり住宅ローン控除を多く受けられるといったメリットもあります。
育休中でも審査で考慮されれば住宅ローンを組むことは可能ですが、継続して返済できるかどうかを慎重に判断する必要があります。
私たちジェントルホームズでは、福岡市を中心に不動産を多数取り扱っております。