分譲マンションで起きる足音トラブルの事例や対策
一軒家の場合と違い、分譲マンションの購入を検討する際に気になるのが住民トラブルです。
特に足音による階下への騒音は問題になりやすく、事前にできるだけ対策しておきたいものですよね。
今回はそんな足音のトラブルの具体例と、音を減らす対策について紹介します。
分譲マンションの足音対策のために・事例紹介
分譲マンションで発生しがちな足音のトラブルですが、具体的には2つあります。
子供の足音
トラブルの多くが子供による足音と言われています。
子供が走り回る音は階下に響きやすく、特に小さなお子さんがいる家庭は注意が必要です。
普段は一緒に暮らしていなくても、定期的に遊びにくるという場合も要注意。
一時的な足音であっても、クレームに繋がったという事例はいくつも報告されています。
自分の足音
「子供がいないから大丈夫」と安心できません。
実は自身の足音も意外と響きます。
たとえば靴下を履かずに裸足で、特にかかと歩きをすると騒音の原因になります。
またスリッパを履いていても、パタパタと音がするタイプは階下に音が伝わりやすく注意が必要です。
分譲マンションで足音を減らすための対策とは
では足音のトラブルを起こさないためにはどうしたら良いでしょうか。
おすすめは防音タイプのカーペットです。
防音カーペットは床に敷くだけで使うことができ、ホームセンターやネット通販などで気軽に購入可能です。
色や種類も豊富で、お部屋のサイズや内装に合わせてアレンジできます。
お子さんの遊び場はジョイントタイプ、リビングはカーペット、という風にエリアに合わせて種類を変えるなど工夫してみましょう。
一人暮らしの場合など、部屋がそこまで広くないという場合は静音スリッパがおすすめ。
履いているだけで防音になるので、手軽な足音対策ですね。
逆に周りの部屋からの音が気になる、という場合の対策についても触れておきます。
一番は直接、もしくは間接的にクレームを入れることですが、難しい場合もありますよね。
そんな時は耳栓やイヤーマフをすることがおすすめです。
最近は長時間装着していても疲れにくいタイプも多数売られているので、探してみてはいかがでしょうか。
また一時的な音ならばノイズキャンセリングのイヤホンで音楽を聞いて防ぐ、という手段もあります。
いずれもその場しのぎの対策ではありますが、ご自身でできる手軽な防衛策ですね。