住宅ローンのリフォームや一体型とは?それぞれの違いや利用方法を解説
中古住宅は自分の好み、そして最新の設備が揃えられるとあって人気が上がっている物件の一つです。
この記事では、そんな中古住宅の購入を検討中の人に向けて住宅ローンとリフォームローンの違い、一体型ローンについて解説します。
ローンの概要や利用方法が知りたいという人は必見です!
住宅ローンにはいくつかの種類がある!リフォームや一体型の違いを解説
住宅ローンは大きく分けて3つの種類があります。
それぞれの違いを見ていきましょう。
住宅ローン
担保が必要で、比較的大きな額のお金を借り入れることができるのが住宅ローンです。
ローンの返済期間が最長35年に設定されているので、このローンを組んだ人は定年までしっかりと勤め上げる必要があります。
金利はほかのローンに比べても低いとされていますが、変動するものや長期固定のもの、固定される期間が限定されているものとさまざまです。
借り入れに際しおこなわれる審査が厳しいので、お金を得られるまでに時間がかかります。
リフォームローン
リフォームローンには担保が必要ありません。
返済期間も最短半年~長くとも15年程度で設定されている商品が多くあるので、住宅ローンよりも気軽に借り入れができます。
しかし、借り入れられる金額は住宅ローンよりは圧倒的に少なく500万~1,500万円程度です。
変動タイプの金利を設定している金融機関が多く、金利自体も住宅ローンより高くなる傾向があります。
それでも審査が緩いとされているので、お金を得られるまでの期間もスピーディーです。
リフォーム一体型住宅ローン
先に説明した2つのローンのメリットが盛り込まれたハイブリッドなローンです。
住宅ローンの長期返済と低金利という特徴を持ち、もちろん借り入れた資金をリフォーム費用にあてられます。
金利はリフォーム総額や返済期間によって決まるので、使い方次第ではより安い金利でお金を借り入れることができるでしょう。
住宅ローンをリフォーム一体型で組みたい!利用方法やその流れとは?
リフォーム一体型ローンを利用するためにはまず、リフォーム費用の総額を割り出さないことには何も始まりません。
購入したい中古住宅は決まっている・借り入れを実施する金融機関も決まっている・返済プランについて検討済みであることが最低条件です。
家の購入に際する契約と、ローンの借り入れ審査を並行しておこなう必要があるのでスピーディーな対応は必須でしょう。
最後に、住宅ローンの組み方・利用方法にも選択肢があることをお伝えしておきます。
住宅ローンとリフォームローンの両方を組む方法、いずれかを自己資金でまかなう方法、そしてリフォーム一体型ローンです。
自己資金が準備できる人はローンの借り入れが少額で済みますし、リフォームの設計をじっくり考えたい人は一体型ローンをおすすめします。