マンション選びの条件！？駐車場の種類と特徴を解説
車を持つには駐車場が必要不可欠です。
マンションを決める判断基準としても、駐車場の有無は大きな要素になるでしょう。
駐車場は種類によって大きな違いがあり、使い方も異なります。
「こんなはずじゃなかった！」と後悔しないために、マンションの駐車場について知っておくべきポイントや注意点などを解説します。
平面式だけじゃない！マンションの駐車場は3タイプをご紹介
マンションに設置されている駐車場には大きく分けて、平面式・自走式・機械式の3タイプがあります。
それぞれの駐車場の特徴をチェックしておきましょう。
平面式駐車場
もっとも一般的な駐車場です。
平置き駐車場ともいい、平地で舗装してある駐車場です。
建物によっては、1階部分が駐車場になっているタイプもありますが、多くは屋外で屋根がありません。
自走式駐車場
立体駐車場の一種で、自分で駐車場内のスロープを運転して駐車します。
大型ショッピングモールによくあるタイプの駐車場です。
機械式駐車場
機械を使って出し入れするタイプの立体駐車場です。
いろいろな種類があり、昇降方式やピット式などがあります。
それぞれの駐車場のメリットとデメリットをチェック！
駐車場はタイプによって日常の使い方やコストなどに大きな違いがあります。
タイプ別にメリットとデメリットをあげてみました。
平面式駐車場
メリット
車高や大きさに左右されず、どんなタイプの車でも駐車できます。
機械式のような操作が不要なので、出し入れがしやすいこと、メンテナンス費用がほとんどかからないことも大きなメリットでしょう。
デメリット
屋根がないことが多いので、車が汚れやすくなります。
また、台数が増える分だけ面積も必要となるので、都心のマンションでは平面駐車場の設置台数が少ないケースもあります。
マンションによっては、平面式と機械式を併設しているケースもありますが、車の出し入れがしやすい平面式は希望者が多いため、使用料が高く設定されていることもあります。
自走式立体駐車場
メリット
マンションの場合、地下や別棟として立体的に造られる自走式駐車場です。
屋根があるので車が汚れにくく、雨の日でも運転者が乗り降りしやすいことや、入出庫が短時間で済むことでしょう。
平面式と同様、車高や大きさを選びません。
デメリット
構造上、スロープを上って駐車するので、駐車するまでに時間がかかってしまうこともあります。
また、最上階には屋根がないことが多いため、暑い日や雨天時に不便だと感じることもあるでしょう。
機械式立体駐車場
メリット
車の出し入れに操作が必要なので、盗難やいたずらの被害にあいにくく、駐車中にほかの車にぶつけられる心配がありません。
また、下段の場合は屋根があるので車が汚れにくいこともあげられます。
デメリット
車の出し入れを操作盤によって行うため、出庫が重なると順番待ちなどの時間も含め、時間がかかることあります。
朝の出勤時などは、出庫待ちの時間も計算して早めに出るなどの対策が必要です。
また、駐車できる車のサイズには制限があるので、入庫できる車の「車長」「車高」「車幅」を確認しておきましょう。
コスト面では、メンテナンスが必要な機械で動かすため、維持管理にかかる費用は高くなります。
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まとめ
マンションの駐車場についてタイプ別にご紹介しました。
車を持つ人にとって駐車場は、マンションを決める際の大きな条件になります。
ポイントをしっかりチェックして、参考にしてくださいね。
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