都市機能をマヒさせる水害!大きな被害を受けた福岡市の豪雨対策とは?

不動産コラム

ここ数年、全国各地で豪雨被害が報告される中、福岡市博多駅周辺地区は2度にわたり大きな浸水被害を受けました。

 

同地区には多くの都市機能が集まっており、インフラや都市機能再開までに多くの時間がかかりました。

 

これをきっかけに、福岡市は「3回目の浸水を防ぐ」という強い意思を持って、平成16年に総合的な浸水対策事業を策定し、施設整備に着手しました。

 

この浸水対策事業は、「大雨が降ったあとでも被害がなく、晴れ晴れとした気持ちで虹を眺めることができるように」との願いをこめて、「雨水整備レインボープラン博多」と名付けられました。

 

福岡市を安全なまちに!水害対策レインボープランとは?

 

都市機能をマヒさせる水害!大きな被害を受けた福岡市の豪雨対策とは?


 

豪雨でも浸水しにくい「レインボープラン」とはどのようなものなのでしょうか?

 

豪雨による水害は、大量の雨を下水機能が処理しきれないことから起こります。

 

そのため、雨水を一時的に溜める施設や地面にしみ込ませる施設を中心に、豪雨時には雨水が直接川に流れないよう整備されました。

 

代表的な施設として、雨水貯留管と雨水調整池があります。

 

一時的に貯留できる雨水は3万トン(25mプール83杯分)とされ、その他の雨水浸透施設などと合わせて、福岡市の都市機能を守っています。

 

福岡市の水害対策ご紹介!浸水被害は本当に防げる?

 

過去、福岡市でもっとも浸水被害が大きかった平成11年6月29日、降雨量は1時間に79.5mmを記録しました。

 

一般道は冠水し、人々は腰の高さまで上がった水の中を歩き、多くの車が水没しました。

 

また、地下鉄は浸水し電気などのインフラも機能せず、都市は大混乱に陥りました。

 

それを受け福岡市は、雨水整備水準を1時間に59.1mm(おおむね10年に1度の降雨に対応)から、79.5mmに引き上げて整備を行いました。

 

その後、福岡市は平成21年7月にも豪雨に襲われましたが、すでに完成していた山王雨水調整池などが機能し、博多駅周辺地区に大きな被害はありませんでした。

 

平成24年5月、主要施設が全て完成し、博多駅周辺地区は豪雨でも浸水しにくい、安全なまちになっています。

 

まとめ

 

「数十年に1度」といわれる豪雨災害が、毎年のように各地で起こる…もはや豪雨は日常であり、「○○年に1度」という表現自体がふさわしくない時代なのかもしれません。

 

そのため、雨水整備水準目標の数値を明確にして取り組んだ福岡市のレインボープランは、起こり得る豪雨への対策として有効な浸水対策事業であったといえるでしょう。

 

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