知っておきたい!後悔しない中古戸建て選びのポイント
中古戸建てに限ったことではありませんが、家・土地の購入は安い買い物ではありません。
日本の大半のサラリーマンにとって、家の購入は人生に一度か二度ある程度の頻度で発生します。
こちらの記事だけで物件の良し悪しを判断することは推奨できませんが、今回はそもそも物件の何に気をつけるべきなのか・見るべきポイントはどこなのかをお伝えします。
皆さんの物件選びのお助けになれば幸いです。
ここに注意!中古戸建て情報を調べる時のポイント
築年数だけで判断しては一得一失です。
情報を調べる際は構造や再建築可能かにも注視しましょう。
大抵の建物は再建築可能なので心配することはありませんが、建築基準法にのっとり道路に家が面していない場合は、新たに建築することができません。
また、基準に満たない建物は少ないといっても、東京都の都市計画域内の調査ですが、およそ9%の建物が再建築可能の条件を満たしていませんでした。
中古戸建ての売買の際に発生するトラブルのほとんどは、設備不良によるものです。
下水やガス管などの劣化を売り主が(多くの場合は悪意なく)買い主につたえることなく土地建物の所有権をうつしてしまうケースが多々あります。
告知書及び物件状況等報告書をきちんと確認し、売買成立後にトラブルに時間とお金を割くことのないよう立ち回ってください。
注意!中古戸建てを内見する時のポイント
特に「屋根、外壁、軒裏、基礎」の4つに注目してください。
また内見の際は方位磁石を持参し、合わせて日差しを調べるといいでしょう。
先程述べたことと重なりますが、設備状況及び設備不良の有無にも目を光らせてください。
大半の不動産会社はきっちり確認してくれますが、100%ではありません。
また、売り主と買い主とで床や壁材の「劣化」に対する認識が違っていることもあります。
売り主は「壁はそれほど傷んではない」と主観的に思っていても、買い主からすれば修復必要性があるケースは少なくありません。
壁紙が剥がれ落ちている度合いなどから、劣化の程度を確認しましょう。
まとめ
この記事では、中古戸建ての購入に関する注意点をご紹介しました。
後悔しない中古戸建てを選ぶためにも、以上のポイントを踏まえ購入を検討してください。
中古物件を買う方が後悔しないコツは、禅問答の答えのようですが「中古物件の雰囲気」を好まれる方が買うことです。
新築物件購入の代替案としての中古物件の購入は、例外を除きあまりおすすめできません。